中心となるのは「1KHz AFフィルター」 †
アマチュア無線応援団「キャリブレーション」より発売されているキットNo.520を使用しました。
LCバタワース3次ローパスフィルターにAFアンプを組み合わせた物で、CWだけでなくSSBでも
効果的だという話を聞いて、まずはキットを取り寄せました。
単にフィルターを作っただけでは面白くないので、手持ち部品を活用し、プラケースに組みました。
さらに、スイッチOFFでスルーになるようにしたり、PCに繋ぐためのスルーアウトを付けたりと、
いくつかの工夫を盛り込みました。
キットの入手先 †
組み立ての様子 †
キットを外袋から出したところ †

キットの部品一覧 †

基板上の部品だけかと思ったら、電池ボックス(単4用)、スイッチ、3.5φジャック、配線材まで付いていました。
キットの組み立て完了 †

ここで基板単体で動作チェックをします。
キット以外に使った部品 †
- ケース(秋月)
- 入力に使う3.5φプラグ付きコード(ダイソーのイヤホン延長ケーブル)
- スピーカー(50φのジャンク)
- 2回路6Pトグルスイッチ(電源とスルー動作を1つで切り替えたかったので付属のは使わない)
- LEDと1KΩ抵抗(ここには写っていませんが、電源ON表示に後から追加しました)
付属の3.5φジャックは、イヤホン出力とスルー出力に使います。
入力はプラグ付きケーブルで直接引き出します。繋ぐ予定のFT-690mk2は側面にSPジャックがあるので、
L型プラグがレイアウト上便利です。
スピーカーの穴開けは、パソコンで型紙を作って行う †

完成 †
写真はちょっと待ってね。
SPの穴がいまいち綺麗じゃない・・・ ぶ〜
使ってみた感想 †
現在実践評価中!。
- 確かにCWのQRMがすっきりする。
でも、すぐ近くに強力な局がいると抑圧されてしまうのは、IFフィルターには敵わない感じ。
- SSBも上に出ている甲高い音が軽減されて聞きやすくなる。
音はソフトで疲れない。でも、ちょっとこもりぎみなので、軽くローカットしたほうが聞きやすいかも。
- ON/OFFの音量差が大きいなぁ。レベル調整するか。
- もうちょっと中心点が上にあったほうがいいかも。(CWのトーンが600Hz強でピークになる)
これは部品の偏差による物でしょうね。これも調整すっかな。