代表的なRIGと特徴

ID-800(実売40K前後)

ID800.jpg

  • 私が購入したRIGはこれ。現行機種はID-880になる。
  • 安売りしているのでこちらを買った。
  • ID-800Dは144/430共に50W。
  • GPS-A(APRS互換フォーマット)非対応
  • ID-880のほうがメニューや操作性が洗練されているらしいが、お店でメモリーしてもらってレピーター運用するには問題なく感じている。
  • 多機能ハンドマイク(HM-133J)があると、操作性が格段に良くなるらしい。
  • Firmwareがアップデートされて仕様変更になっている。中古購入時は注意。

ID-92(実売55K円前後)

id92.jpg

  • ハンディの多機能型がID-92になる。
  • GPS-A(APRS互換フォーマット)対応
  • 2バンド同時受信、ドットマトリックス液晶が特徴。
  • バッテリー容量も1680mAhと大きくなっている。
  • 防水となっており、水没しても大丈夫。
  • マイクコネクタは丸型で特殊なタイプ。
  • GPS/PCへの接続もこの丸型コネクタになる。
  • 充電時間は、簡易充電6時間、急速充電2.5時間。
  • 持っていないので詳細不明。

ID-80(実売45K前後)

id80.jpg

  • D-STAR入門ハンディと言われているのがID-80。
  • ディスプレイがセグメント表示なので見ずらい。
  • 2バンド同時受信機能は無い。
  • 雨が掛かっても大丈夫な程度の防水性能で、水没はNG。
  • GPS-A(APRS互換フォーマット)対応
  • マイクコネクタは普通の2.5Φ/3.5Φの2ピンタイプ。GPSマイクもある。
  • PC/GPS端子は側面に用意されている。これも普通の2.5Φピンタイプ。
    側面の端子を使用してメモリー編集ができる。普通にPCに繋げばよい。
    ちなみにKENWOOD TH-D7/TM-D710とTx/Rxは逆配線。
  • ID-92より一回り小さく軽い。(ID-92の325gに対して290g)
  • 充電時間は、簡易充電6時間(側面のDC入力)、急速充電2.5時間(オプションのスタンド)。
  • ソフトケースを使うときはベルトクリップが無い方が使いやすい。(とっても硬い)
  • GPSとPCの通信速度設定は共通項目。4800にしておく。
  • 底面の作りが悪いようで、机に安定して立たない。
  • すんぐりしていてプラスチッキーで安っぽい作り。

リンク

ハードウエアの情報(ID-800)

クローニング(メモリー編集)

クローニングやPCでメモリー編集をする時は、SP端子にケーブルを接続する。
ケーブルは別売りだが自作可能。しかし、編集ソフトは有償でしか存在しない。

  • 別売りソフト
    • クローニングソフト CS-D800 (英語版のみ)
    • クローニングケーブル OPC-478 (RS-232C接続)
    • クローニングケーブル OPC-478U (USB接続)

DATA端子

ID-800のDATA端子は一般的な6ピンでは無く8ピンが採用されている。
ただし、6ピンとのピン位置と信号線は同一なので、6ピンプラグの四角い棒を折ってしまえば使える。
増えた2ピンはTxDとRxDで、GPSやPCを接続するピンになっている。

ピンアサイン

 ┃Л
  き
  ↓  RIGの尻から見た配置。
1DATA IN
2GND
3PTT
4RS232C OUT
5DATA OUT(9600bps)
6DATA OUT(1200bps)
7RS232C IN
8SQL(Open=5V/Close=GND)
  • SQL信号の注意事項
    AF VOLを左に回し切ると信号が出ない。
  • DATA INの入力範囲は1〜3Vpp、2Vpp推奨。

低速データ通信

  • 送信中に音声と同時に4800bpsのデータを重畳できる。これを使ったのがDPRS。
  • データ入力があると自動的に送信するモードと、PTTした時に送信するモードがある。
  • 低速データ通信はECC無しなので、文字化けは日常的に起きる。
    特にUHFではマルチパスの影響を受けやすいので、出力の上げすぎは逆効果になる場合がある。

シンプレックス(直接波)運用

  • MyCALLに自分のコールサインを設定。
  • UrCALLに相手局のコールサイン。CQなら「CQCQCQ」
  • RPT1, RPT2共にNOTUSE

レピーター運用

  • 1局のリピーターがカバーする範囲を「エリア」と呼ぶ。
  • 多数のリピーターが集まって連携している範囲を「ゾーン」と呼ぶ。(地域単位)
    ゾーン内のリピーターは10GHz帯でアシスト接続されている。
  • ゾーン同士の接続はInternet回線で行われている。
    このInternetとの接続拠点をゲートウエイ局と呼ぶ。
  • レピーターを使用するにはJARLのサーバーにユーザ登録が必要。
    https://www.d-star.info/
    • コールサインと機器の登録(管理サーバへの登録)
      • 1台だけ登録する場合は、添え字(A,B,C...)は不要
      • 2台以上登録する場合は、
        1台目:添え字無し、2台目:A、3台目:B、・・・ 1台目:A、2台目:B、3台目:C、・・・ どちらでも良い。
    • RIGへのMY(自局コールサイン)の設定
      • 同時に送信する可能性が無ければ、全て添え字無しで同じ設定で問題ない
      • 明示的に区別したい場合は、JQ1BWT AやJQ1BWT Bと、管理サーバへの登録に合わせる
      • これは、管理サーバーに最後に使ったリピーターとコールサイン(MY)の紐付けが残るためで、誰かが自分を呼ぶときに使われるデータとなる。DDモードを使う場合はIPアドレスとの紐つけ関係があるため、管理サーバに登録した情報に合わせて割り付ける必要があると思う。
  • レピーターTips
    • JARLサーバへの登録とRIGのMY設定が合っていなくても、リピーターは動く。
      例)JQ1BWT__AとJQ1BWT__Bを登録してあるが、RIGにJQ1BWT__を設定してもリピーターは開く

山かけ(1局のリピーターを使う)

通常のリピーター交信を「山かけ」と言う。

  • MyCALLに自分のコールサインを設定。
  • RPT1 Cに使用したいリピーターのコールサインを設定。
  • RPT2 CはNOTUSEにする。
  • UrCALLに相手局のコールサイン。CQなら「CQCQCQ」を設定。

ゾーン内リンク

ゾーンはエリアで区分けされている。
最寄りのリピーターをアクセスし、同一ゾーン内の別のリピーターから声をだす設定。

  • MyCALLに自分のコールサインを設定
  • RPT1 Cに最寄りのリピーターのコールサインを設定。
  • RPT2 Cに声を出したいリピーターのコールサインを設定。
  • 送信すると、RPT1、RPT2、両方から声が出る。
  • UrCALLに相手局のコールサイン。CQなら「CQCQCQ」を設定。

ゾーン超えリンク

最寄りのリピータをアクセスし、他ゾーン(エリア)のリピーターから声を出す設定。

  • MyCALLに自分のコールサインを設定
  • RPT1に最寄りのリピーターのコールサインを設定。
  • RPT2にゲート局のコールサインを設定。末尾にGを付ける。
    ここからInternetに入る。
  • UrCALLに声を出したいレピーター局のコールサインを設定。頭に/が入る。
    特定局を呼ぶ時は、UrCALLに相手局コールサインを設定。
  • 送信すると、RPT1、UrCALLの両方から声が出る(未確認)

D-STAR特有の性質

  • デジタル故、電波が安定しているときはとても良く聞こえる。
  • 電界強度が低下した時は極端に了解度が落ちる。
  • UHFではマルチパスの影響がFM以上にあり、送信電力を落とした方が品質が上がる場合がある。
  • レピーターアップリンク側でFM局による妨害があると、ダウンリンクの音声はケロケロいう場合が多い。
  • レピーターダウンリンク側でFM局による妨害があると、受診音声はブツ切れになる場合が多い。
  • シンプレックス運用は通常の広帯域電話(FM)のバンドプランで使用できる。
  • 奇数ステップで使用されている例が多いが、広帯域電話のバンド内で使用するときは偶数ステップで使用してFM局との整合を取った方が良い。

DPRSの運用

IGATEはレピーターのダウンリンクを受信している例が殆どらしい。
しかし、レピーターで頻繁なビーコンを出すのは大迷惑だ。
よって、移動中の頻繁なビーコン送出はシンプレックスで行い、リピーターは
DVモードでの通話と同時に位置情報を重畳するやりかたがベストだと思う。
シンプレックスのIGATE局は少ない。

IGATE局

DPRSのIGATEは片方向動作(RF→IS)のみ。

DPRS-IGATE.jpg
関東エリアのIGATE局。(2009/7/7)

ちょうど町田市のあたりがぽっかり空いているので、ここにIGATEを立てる意味はありそうだ。
しばらくの間、ID-800Dを438.01MHzにセットして、D2APRSを動かしておく。

  • いまのところ、うちでGATEされたDPRS局は居ない。
  • モニターしていても何も受信できていない。
    ユーザーは居るのか?
  • DPRSにはデジピーターは無い。全てがIGATE。
  • つまり、MSG交換や位置を確認できるのは、レピータで繋がっているか直接波で繋がっている局同士のみ。

移動局

GPSを使う時

  • GPS-ON
    GPSを接続したときにONにする。
    D2APRSを動かす時はOFFにしておく。
  • RMC-ON
    $GPRMCを使う時ON(推奨)
  • GGA-ON
    $GPGGAを使う時ON(推奨→OFFでも良い)
  • GLL-OFF
    $GPGLLを使わない時OFF(推奨)
  • GLA-OFF
    $GPGLAを使わない時OFF(推奨)
  • MY POS
    自局位置を表示。
  • GTX-OFF
    位置情報の自動送信の設定。(OFF/0.5/1/3/5/10/30分)
    OFFにしておくと、PTTした時だけ出る。
  • RX POS
    受信局の位置を表示。

添付ファイル: fileid92.jpg 1412件 [詳細] fileid80.jpg 1439件 [詳細] fileDPRS-IGATE.jpg 1479件 [詳細] fileID800.jpg 1349件 [詳細]

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Last-modified: 2009-07-24 (金) 13:25:02 (3588d)